この記事では、与沢翼さんの著書『お金の心理』の紹介、読んだ本の実践方法などをまとめています。
私が「お金の心理」を読もうとしたきっかけは「お金持ちになりたい」その一心だけです。皆さんもそう思うことはありませんか。お金がすべてではないですが、お金があれば防げる不幸はたくさんあります。幸せな人生を送るためには必要な道具と考えてみてはいかがでしょうか。
少しでもこの本からお金持ちになるための知識を手に入れたい。お金持ちの人が考えていることを知るのに早いのは、その人が書いている本を読むことだと思ったのがきっかけです。
- お金持ちになりたいと心から思っている人
- 今持っている資産を増やしたい人
- お金持ちがお金についてどう考えているか知りたい人
少しでも読んでみたいと思ったひとは下へスクロールし、探求心の赴くままにお読みくださいね。
お金の心理 著者情報
著書は投資家であり、実業家でもある与沢翼氏。「秒速1億を稼ぐ男」として一躍脚光を浴びました。現在はドバイに移住し、個人投資家として活動しています。5か国に計40戸以上の高級不動産を保有しており借入は無く、すべて現金購入。純資産は70億円以上と言われ、スーパーお金持ちな成功者の一人です。
個人的な感想ですが、お金について酸いも甘いも経験している貴重な著名人のひとりです。お金に対しての考え方が今までの私の常識が変わる体験ができました。私自身、本書からの影響で投資を始めるきっかけとなった一冊です。
お金とは何か?
- 本当のお金持ちとは年収ではなく「純資産」の多い人
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安全なお金持ちになるためには、総資産から負債を引いた「純資産」をより多く持っているかどうかで判断すべきです。総資産が他人のお金を含んでいる場合があるのに対して、純資産はその名の通り、純粋に「自分だけの資産」のことであるからです。極端に言えば、純資産が多ければ、年収がゼロになっても、お金持ちのままなのです。また純資産自体が備蓄なのでそれを少しずつ解放(現金化)することで生き延びることも可能です。
お金の心理より P89
日常生活での活かし方
私たちの給料は厳密に言えば、税金や生活費で削られています。あなたの月収から月の生活費を差し引いて、手元に残るお金はどのくらいありますか?それがあなたの真の資産額です。年収が高くても生活費が高ければ、低い人と変わりがないということです。ぜひ生活費を見直し、固定費をできる限り減らしましょう。収入の1割は投資へ回し手元に残る資産を増やしてみましょう。
お金を守る
現金一括で買えないものはすべて身分不相応
簡単な話、現金一括で余裕をもって買えないすべての商品は身分不相応と考えるべきです。住宅ローンは、自らに実刑30年を言い渡す「お金の懲役刑」です。懲役刑ですから、足枷となって長いことあなたを苦しめることになります。人間は一時の感情を矢継ぎ早に展開させる生き物です。今の衝動は1分後の後悔です。だから一時の感情でほしいと思ったものが、余裕をもって一括で買えない限り、お金の懲役刑だけが残りますから、買ってはいけません。
お金の心理より P132
日常での活かし方
分割払いを今すぐやめましょう。分割にするだけで実は多くのお金を使うことになっていたりします。手数料がその例です。いまのあなたの資金力で買えないもの。本当に生きる上で必要なものでしょうか?冷静になる視点を持つことが大切です。ここでは家を買うなと言っているのではなく、家を買えるくらいの資産力を養おうと伝えていのではないでしょうか。人生何が起こるか分からない不透明な時代になるべく固定費は抑えておきたいものですよね。
お金を作る
本業を続けながら「副業」で稼げ
会社の仕事を続けながら、就業時間後や休日を利用して、なんらかの副業・兼業・投資をして、お金を稼ぐのです。どんな副業をやるかはこの段階ではそれほど大きな問題ではありません。自分に合ったものや得意なものを、それぞれが考えて選択すればいいのです。ただ、1つだけ思い出してほしいことがあります。それは何をやるにせよ、「期待をしない」ということです。
お金の心理 P190
日常生活での活かし方
まずは、生活の固定費を見直し毎月の収入の一割を投資に回しましょう。証券口座でも積み立て預金でもなんでもいいです。この時に大切なのは「期待をしない」ことです。投資についてしっかり勉強必要もあるでしょう。本業以外でも収入を得ることができる仕組みを作るのが大切です。副業のメリットをお伝えします。
副業のメリット
- お金に余裕が生まれる
- 本業で得たビジネススキルを副業でも活用できる(逆もまた然り)
- 本業が突然なくなっても生計に困らない
- 人間関係の広がり
- 自信がつく

お金を増やす
「純資産1億円」のコップから溢れた水だけをすする
コップの水においては悲観的に見るべき局面です。つまり、ここで重要な解釈とは、「まだ半分しかない」と考えることは当然として、水がコップ一杯になっても、「それを飲んだらお終いだ」と考えることができるかどうかです。映画のセリフにもあるように、いっぱいになった水がコップから溢れ出てきたら、そこで初めてその水をすすってのむことができると考えてください。
お金の心理 P249
日常での活かし方
資産ができるまでは倹約に努めましょう。たとえば、食事の自炊であったりほしいものをすぐ買うことをやめましょう。買う時は生活費から貯蓄や投資をして余ったお金で買いましょう。富裕層は純資産1億円からと言われています。投資や不動産で得た余分なお金だけを使うことです。そこで初めて好きな車や家、ブランド品など重要でないけどほしいものを購入しましょう。
お金に愛される生き方
お金は「姿を変えさせる」ことで大きくなる
お金は使わねばなりません。良薬にするか毒薬にするかはあなた次第です。たしかに、使い方を間違えれば、あなたの状況は最悪のものになることもあります。札束で人を殴るようなことをしていれば、確実に地獄に落ちるでしょう。しかし、使い方を考え抜いたうえで、お金を旅に出すことができれば、それはあなたの人生を劇的に好転させることにつながるのです。
お金の心理 P343
日常生活での活かし方
お金を使うということは、使い方により自分が何を勉強しなければいけないかに気づきます。不動産投資なら不動産、株式投資なら株価の変動など勉強することすらありません。世のなかのお金持ちと言われる人たちは現金を持っていないといいます。商品や不動産、株式などお金が形を変え資産になっているのがほとんどです。まずはその第一歩として投資や家計簿などをつけて、勇気をだし自分のお金をわが子のように旅にだしましょう。
まとめ:お金について考え方を変える
今回の書評で解説した与沢翼著「お金の心理」
今すぐに実践できる内容ばかり、個人的な感想としては「バビロンの大富豪」に似ているところがありました。いつの時代もお金持ちになは共通な考え方があるかもしれません。
最後にもう一度内容の確認です。
- お金持ちは年収の高さではなく「純資産」
- お金に動いてもらいお金を生んでもらう
- 倹約して貯蓄をまずは作りましょう
この本を読むまでは、高い車や綺麗な家に住むことがステータスだと思い込んでいた私に衝撃を与えた一冊でした。この本にはまだまだ実践的な内容な多く書かれています。ぜひご自分で読んで考え方の幅を広げてみてくさだい。
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