運動しても痩せない理由は「食物繊維」不足!

ダイエット

 

私たちの身近にある「炭水化物(糖質+食物繊維)」について、

いろいろな説があります。

そして最近は糖質制限といった、低炭水化物ダイエットが流行しています。

でも、それは本当に体に悪いものなのでしょうか?よいものなのでしょうか?

なぜ「精製された炭水化物」が悪いのか?

炭水化物が精製されると純度が高くなり濃縮されるのでGI値が高くなります。

脂質、食物繊維、たんぱく質が除去されると、炭水化物(糖質)は素早く消化吸収されるようになります。

小麦を例に例えます。

小麦は機械によって作られています。微細な粉は細かいほど血液に吸収されやすくなります。

なので、精製され細かくなった小麦は、血糖値やインスリン値を急上昇させます。

精製された炭水化物はつい食べ過ぎてしまうという点も「精製がよくない」ことのひとつとして挙げられます。

例を出します。

一杯のオレンジジュースを作るのには、4、5個のオレンジが必要になります。

一杯のオレンジジュースを飲むのは簡単ですが、5個のオレンジを食べるとなると大変ですよね。

そして炭水化物以外のものをすべて取り除くと、残った炭水化物を摂りすぎてしまうことになります。

食物繊維を含んだオレンジを5個も食べられるかというと、とても厳しいと思います。これは穀物や野菜でも同じことが言えるのです。

問題は栄養バランスにあります

人間の体は、自然食品に含まれる栄養に適応するようにとできています。

食品が精製されてしまい、ある決まった栄養素しか摂らなくなると、そのバランスが崩れてしまいます。

昔の人たちは、精製されていない食品をずっと摂ってきました。なので肥満や糖尿病とは無縁でした。

我々の生活で大きく変わったのは、私たちが摂る炭水化物が「精製された穀物」に変わってしまったというところです。

「小麦の安全性」を確認した人は誰もいない

小麦は、米やトウモロコシと並び、人類史上、初めて栽培された穀物です。

最近では、グルテン過敏症(小麦の成分に異常に免疫が反応する症状)や肥満が問題になりました。

では、小麦の何が悪いのでしょうか?

小麦は大昔から栽培されてきました。1950年代になると、人口増加が懸念されるようになり、それを受けたノーマン・ボーローグが、高収量品種の小麦の開発を始め、「矮小小麦」が生まれました。

今では、世界で生産されているおよそ99%の小麦が矮小小麦です。

ボーローグ博士がもともとあった、小麦を改良して新しく作ったのに対して、後継者たちは新しい技術を使って変異体を生み出しました。

しかし、新しく開発された品種では、安全性が確認されてなかったのです。

現在の矮小小麦は50年前のものとは全く別物です。

ブロードバルクにおける小麦の実験では、「過去50年で小麦に含まれる栄養素が変化した」と言われています。

穀物の収集は増えたものの、

微量栄養素(微量ながらも人間の体に必要とされるミネラルやビタミン類)は急激に減りました。

現代の小麦は、昔の小麦とは違うものになってます。

つくり方においても、昔は大きな石で挽かれていました。でも、今はハイテクな設備により、ふすま、胚芽、油などが効率よく完全に取り除かれます。

その結果、純度の高い「白いでんぷん」が残ります。すると、ビタミン、たんぱく質、食物繊維、脂質のほとんどが外殻やふすまと共に取り除かれてしまうのです。

小麦はとても細かい粉末になるので腸での吸収がとても速くなります。すると、グルコースの吸収も早くなり、インスリンの影響も高まります。

豆を食べると「おなら」が出やすい

消化されない糖質は結腸を通り、腸内細菌がガスを発生させ‘‘おなら‘‘がでます。

そしてマメ科の植物には糖質がたくさん含まれています。でもその多くは、体で消化されません。

なぜ消化されないかといいますと、でんぷんは「アミロペクチン」という成分で出来ています。

「アミロペクチン」には、A、B、C、と三種類ありますが、マメ科の植物には特にアミロペクチンCが多く含まれていて、それは消化されにくいものなんです。

アミロペクチンBは、バナナやジャガイモに含まれていますが、体への吸収という面では中程度です。

最も消化されやすいものはアミロペクチンAで、小麦に多く含まれています。

小麦はすべてのでんぷんの中でもっと効率よくグルコースに変換されます。脂肪になりやすいということになります。

にも関わらず、多くの研究では「全粒粉を食べるのは肥満や糖尿病の予防になる」といいます。なぜか?

その答えは、「食物繊維」にあります。

食物繊維は「食事量」が減り「便」が増量する

食物繊維とは、「食品のなかの消化されない部分」のことで、通常は炭水化物の一部とされています。

食物繊維は、水に溶けるかどうかを基準として、「水溶性」と「不溶性」に分類されます。

豆、オート麦のふすま、アボカド、ベリー類には水溶性の食物繊維が含まれています。

全粒粉、小麦胚芽、アマ、葉物野菜、ナッツ類には、不溶性食物繊維です。

されに、食物繊維は、「発酵性」と「非発酵性」に分類することができます。

発酵された食物繊維は体にとてもいい影響を与えますが、その一つは、肝臓からのグルコース放出を抑えることができます。(インスリンの抑制)

一般的なには水溶性食物繊維は発酵しやすいです。痩せるのに大変役立つ食物繊維ですが、まだまだよくわかっていないことはあります。

よくある効果としては、よく噛まなければいけないのでそのおかげで食べる量が減ったり、おいしさが半減するので、結果的に食事量が減るともいわれます。

水溶性の食物繊維は水を吸うので、嵩が増し満腹感が得られます。嵩が増すということは、空腹になるまでに時間がかかります。

なので、血糖値、インスリン値の上昇も穏やかになります。「でんぷんによる血糖値の上昇は、含まれている食物繊維の量による」といった研究もあります。

食物繊維を摂ることは、大腸からの排出量が増え、体に吸収されずに排出されるカロリーも増えます。ある研究では、食物繊維を減らした食事をしたことで8パーセントものカロリーが上昇という結果も出ています。

つまり、食物繊維を食べれば、食事量を抑え、胃や小腸における吸収も穏やかになり、大腸を通って素早く排出されるようになるということです。

まとめ

今回は、小麦が実は太る速度を加速させていますということを説明し、食物繊維が体にいいんですということを説明しました。

食物繊維とは、野菜やマメ科に含まれ水溶性と非水溶性とに分けられます。それは、私たちの体にいい効果を与えます。

また、ついつい日ごろ食べ過ぎてしまうなと感じているならば、食事を減らすという面にも役立ちます。

普段何気なく食べている食事を、健康になるために少し気をつけてみてはいかがでしょうか?

今回、食物繊維について書きましたが、次回も、もう少し食物繊維に掘り下げながら書いてみたいと思います。

皆さんの生活が健康でより幸せになればいいなと思います。

ご清聴ありがとうございました。

 

 

 

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