今回は痩せたいけど、なかなかダイエットに成功しない。
または、成功してもすぐに元に戻ってしまうという悩める人の為に記事になっています。
いま話題になっている「ファスティング」効果についてまとめてみました。
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体中に「活力」がみなぎる
1960年にペンシルバニア病院の医師が、107人の肥満患者を対象に行った間欠的ファスティングの結果を発表しました。
ある患者の体重は147キロありました。最初の14日間は、水、紅茶、マルチビタミンのみを摂取しました。
最初の2日間は空腹に襲われましたが、そのあとは、食欲がなくなりました。最初の14日間で11キロの減量に成功し、その後も間欠的にファスティングを行った結果、半年で37キロの減量に成功しました。
その医師は「体の調子がいいのは、ファスティングと関係がある」といっています。
低カロリーダイエットであるような辛い空腹に襲われることもなく、楽に長く続けることができたそうです。
他にも多くの医師がファスティングの推奨を行っています。
「内臓脂肪」から最初に燃える
ファスティングを比較的に楽にするには「間欠的」に行うということです。
大抵のダイエットは続かなく失敗に終わります。
最近の研究では、間欠的ファスティングとカロリー制限を一緒に行うのが、体重を減らすのに効果的であると言われています。危険な内臓脂肪から燃焼し、LDLコレステロールや、中性脂肪の改善も報告されています。
カロリー制限は1日のカロリーを1500キロカロリーにすると一週間で1万5000キロカロリーを摂ることになります。
間欠的なファスティングでは、5日は1500カロリーにし、残る2日を500キロカロリー以内に抑えると1週間で1万1000カロリーになります。
間欠的なファスティングの良い点は、インスリン値を低くする時間帯ができるので、インスリン抵抗性を抑えることも可能になります。
「肝臓の太り具合」食べる回数次第
食べる量と食べる回数、どちらが多いと太ってしまうのか。
これは食べる回数で決まります。
食事の回数を増やすことで、脂肪肝はインスリン抵抗性を引き起こします。食事の回数を増やした方が、肝臓内の脂肪の増加が著しく、体重の増加には長期間にわたって悪い影響を及ぼします。
北米では年間の平均的な体重増加は約0.6キロといわれています。
その中で最も太る時期は、年末年始の6週間で、年間の体重増加の60%を占めているそうです。
休暇後には、わずかな体重の増加がみられますが、それらを相殺するほどではありません。
生命のサイクルでは、ごちそうを食べた後は、間欠的なファスティングを行うのが理にかなっていて、規則正しく食べるものではないということになります。
代謝がアップし、血糖値が下がって痩せる
今までファスティングをしない人にとって、何も食べないことは抵抗が出てきます。
しかし、文化や宗教によっては定期的にファスティングを行っている人たくさんいて、世界の人口の約3分の1が、規則的ファスティングを行っているといいます。
ファスティングの良いところとしては、好きなものを食べれるというところです。乳製品を抜こうがグルテンフリーにしようが肉を食べようが、最後にファスティングをすればそれでいいです。
また、オーガニック製品を買うのとは違い、全くコストがかかりません。
多忙な皆さんにとっては、時間的にも有利になります。
食べるものへの悩みがなくなり、生活より「シンプル」になります。
ファスティングと肥満のまとめ
肥満の真実とは「ホルモン」が関係しているとうことを理解しなければいけません。
そのホルモンはインスリンです。
肥満を防ぐ方法は大きく2つが存在します。
1、何を食べたらよいか
精製された穀物、砂糖を控えることです。
たんぱく質の摂取を控えて、天然の脂質を増やすことです。食物繊維やお酢を摂り、加工されていない天然のものを食ベることです。
2、いつ食べたらいいのか
「インスリンが分泌される時間」と「インスリンが分泌されない時間」大切になってきます。
食事とファスティングのバランスを意識しましょう。
私たちの生活には、絶えず食べ物にあふれています。間食を減らすところから始めましょう。
他にも、睡眠やストレスがインスリンを増やしてしまう原因になってしまうこともあります。
ここまで、肥満について説明してきましたが、従来のような辛く苦しいダイエットをやめ、正しい努力をしてもらえればいいなと思います。
そして日本の食文化を大切に、もっと食で幸せになれる世の中になれば良いなと思います。
ご清聴ありがとうござました。
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